9月の敬老会では、多くの皆様にご臨席いただきありがとうございました。
さて、前号に引き続き「妻のトリセツ」の著者、黒川伊保子氏の話題から。男性と女性、見た目も造りも違うけど、基本は同じ人間。違いなんて個性の程度しかないよ、と考えられていませんか?人工知能研究の第一人者である黒川さんによると、どうもそうではないらしい。一言で言うと、男脳は「問題解決型の脳」で、女脳は「共感型の脳」ということだそうです。例えば、奥さんが「今日職場でね~・・・」と愚痴ったとして、ご主人はそれに「つまり、こういうことだろう!」と返していませんか?奥さんにしてみれば、「わかるよ。大変だったね」と共感するだけで十分。頼んでもいない要約や解決策の提示は余計なストレスを増やすだけにしかならない、というわけです。
男性と女性、「雪と墨」とはよく言ったもので、お互いの違いを理解し合いながら円満な家庭生活を送りたいですね。かくいう私も、こんな原稿を書いていると妻から「そんなもの読んでるの!」と言われそうですが・・・。
社会福祉法人 ふるさと
理事長 北 島 淳 朗
ふるさとだよりvol.173 記事一覧へ