先日、西彼町の西彼中学校で開催された「福祉のしごと基礎講座」で、福祉の仕事について話す機会をいただきました。対象者は3年生の81名。「比較的元気な子が多いですよ」という先生の言葉通り、質問のやりとりにも物おじせず、あっという間の2時間でした。その中で、本校出身の職員にも後輩たちに介護現場の話をしてもらおうと、入職3年目の松本君に登場してもらいました。 話の中で彼は、介護の仕事を目指すようになったきっかけや、仕事の大変さとやりがい、そして、この中から介護の世界を目指す人が出て欲しい、という思いを後輩たちに語りかけてくれました。きっと彼らの胸にも先輩のその言葉が届いたことでしょう。 今、地方は人口減少問題に頭を抱えています。そうした中、医療・福祉産業は、地域の雇用を守る数少ない成長分野であると同時に、そこで暮らす地域住民の健康と安心を支える尊い仕事の一つです。我々もそのことを誇りにこれからも地域福祉向上のため尽力してまいります。
社会福祉法人 ふるさと
理事長 北 島 淳 朗