皆さんは「介護の日」という言葉を聞かれたことはありますか? 平成20年より11月11日が「介護の日」として設定されました。
「介護の日」とは、介護についての理解を深め、利用者様はもとより、ご家族や介護に関わる人々を支援するとともに、地域社会における支え合いを推進するよう、広く国民に働きかける日とされています。
私どもにとっては、毎日が「介護の日」であり、「敬老の日」であるわけですが、年金問題や、来年の介護保険改正などの行方を見ていると、日本の社会保障制度については、国民一人ひとりがもっと関心をもって考えるべき課題であると強く感じます。
ちなみに11月11日は、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」という語呂合わせだそうです。どんなに世の中が進歩し、あらゆることがITや機械でできるようになっても、「介護のあたたかさ」だけは人の手を通してしか伝わらないでしょう。すぐそこに迫ってきた超高齢社会が「いい日、いい日」になるよう、介護のことを皆で考えていきましょう。
社会福祉法人 ふるさと
理事長 北 島 榮