明けましておめでとうございます。謹んで新年のお喜びを申し上げます。
今年は、元号が変わるという大きな節目を迎える年です。平成が始まった30年前というと、長渕剛の「とんぼ」が流行り、CMでは俳優が、「24時間戦えますか!?」と叫び、ビジネスマンは、まるで戦場で使うような大型の携帯電話をダンベルのように抱えて取引先を飛び回っていました。それが今では、薄っぺらいスマートフォンで、映画を見ることも、レストランの支払いも、もちろん仕事の書類を作ることもやすやすと出来るようなるなんて、当時誰が予想したでしょう。国内では戦争のない時代となった一方、大きな災害が次々と起きた時代でもありました。文明の進歩が脅威となりうる様をまざまざと見せつけられながら、人々の間で紡がれた「絆」に希望をみることができました。
今年始まる新たな時代は、私たちに何を見せてくれるでしょう。平和であるとともに、災害のない時代の幕開けになることを皆様とともに祈りたいと思います。
社会福祉法人 ふるさと
理事長 北 島 淳 朗
ふるさとだよりvol.171 記事一覧へ