この度の九州北部豪雨により、犠牲となられた皆様のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
昨今の異常気象による自然災害の例は枚挙にいとまがありません。その度に問われるのが防災対策と万が一のときの対応です。風水害や土砂災害、地震、津波、場合によっては福島のような原子力発電所事故など(西海町は玄海原発から60㎞圏内です)あらゆる災害に対する備えと非常時の対応力が要求されているのです。
福祉施設においては、さらにサービス提供の継続が求められます。たとえ大災害が発生しても、利用者様に暮らしの場を提供している施設としては生活を中断させるわけにはいかないからです。そのためには災害に耐えうる堅固な建築物や非常発電等の設備機能、物資の備蓄はもとより、災害時緊急対応マニュアルの整備や日頃からの訓練を欠かすことはできません。これからも地域の安心の拠り所となれるよう、法人をあげて危機意識を磨き、いつ起こるかわからない災害に備えたいと思います。
社会福祉法人 ふるさと
理事長 北 島 榮