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理事長交代のごあんない

退任にあたって

名誉理事長 北 島   榮

名誉理事長
北島 榮

 思い起こせば今から40数年前、竹馬の友七人が呼びかけ合い、何か社会に役に立つことができないか、と始めたのが老人ホームでした。当時は文献もほとんどが外国のもので、国内における事例研究もなく、試行錯誤の毎日が続きました。さらに、老人ホームは、「姥捨て山」というイメージが強く、社会の関心も低くかったことから、まずは住民の皆さんに老人ホームを知っていただくことから始めたことを昨日のように思い出します。
 それから半世紀近くが経ち、介護保険がスタートしたことにより、「措置」から「契約」へと大きく事業環境が変化してきました。そうした環境の中においても常に地域に開かれた施設運営の姿勢を心がけ、地域社会の一助となるよう努めて参りました。この間、認知症対応型グループホームの開設、介護と生活の質の向上をめざした個室ユニット型特養への転換、そして昨年は、高齢者住宅と小規模多機能ホームを併設したシニアライフサポートセンターの開所と、進展する高齢社会における福祉ニーズにも微力ながらも応えることができたのではないかと自負しております。
 しかし、これらのことは私ども法人だけで成し遂げられるものではありません。ひとえに、延べ3,000名近いご利用者様とそのご家族、そして地域や関係者の皆様の施設に対するご理解とご支援があったればこそであり、ここに改めて心から感謝の意を表するところです。本当にありがとうございました。
 さて、これからは「大介護時代」と言われるように、高齢者福祉を取り巻く環境は一層厳しく、険しい道のりになることが予想されます。私は三月末日をもって理事長の職を退任することになりましたが、社会福祉法人ふるさとには、創始の精神を忘れることなく、これからも地域とともに福祉の向上に寄与することを強く念じるものです。  最後に、今後とも当法人への皆様方の変わらぬご支援ご指導を引き続きお願い申し上げ、退任の言葉といたします。

誓いの言葉 ~次なる50年を見据えて~

名誉理事長 北 島   榮

理事長
北島 淳朗

 昭和38年に老人福祉法が制定され、50年の歳月が経ちました。この間、急速な少子高齢化の進展により社会保障制度が大きく様変わりするなど、高齢者福祉を取り巻く環境も激変しています。先が見えない介護保険財源問題、急増する認知症高齢者への対策、介護従事者の人材不足といった山積する介護事業の課題はもとより、民間企業とのイコールフッティングや参入促進を目論む国の動きなど、我々社会福祉法人の存在自体が問われているとも言えます。
 その問いかけへの答え。それは、社会福祉事業を担うために生まれた「社会福祉法人」だからこそ成し得る社会への貢献ではないでしょうか。福祉をより身近に感じてもらい、安心して暮らせる福祉社会実現のお手伝いです。そのためには、介護の質はもちろん、そこに関わる全ての人材を育て、地域の一員としてその責を担うことが大切です。つまり、「介護力」×「人間力」×「地域力」により「総合福祉力」を高め、これまで以上に地域社会のお役に立てる社会福祉法人へと進化することが期待されているのです。その期待に応えるためにも、ともに働く同志が生きがいとやりがいを感じられる魅力ある職場づくりにも力を注ぐ必要があります。利用する人にも働く人にも幸せを与えられる互恵互助に満ちた法人づくりを目指してまいります。
 高齢者1人を9人で支えていた胴上げ時代が終わり、1人の高齢者を1人が支える次の50年へと向おうとしている今、前理事長が築き上げられた「共助共援」による法人経営の精神を受け継ぎ、これからも地域から必要とされる社会福祉法人として専心努力することをここに誓います。

社会福祉法人 ふるさと 〒851-3502 長崎県西海市西海町川内郷1484番地 TEL:0959-32-0785 FAX:0959-32-2031